眠りのヨガ、とも呼ばれているヨガニードラ。大人気のこのヨガのティーチャートレーニングが11月に大阪で6年ぶりに開催されます。
こんにちは、ヨガアカデミー大阪のべーです。
先日、東京でヨガニードラ養成講座が開催されました。今日はその様子を少しレポートしたいと思います。
知らず知らずのうちに抱え込んでいるストレス

ヨガニードラでは、無意識に抱え込んでいる、慢性的な緊張。必要ない時に抱え込んでいる過去からのパターンを解放していくんですね。
そんなお話から始まった、今回のヨガニードラ養成講座。無意識に歯を噛み締めていること、首・肩に力が入っていて、肩こりがひどい。お腹に力が入ってしまっていて、深く呼吸ができなかったり。いろんなところで表面化してきます。
呼吸も、緊張しているとき、不安なとき、焦っているときは浅くなってしまいますよね。
さらには、物事を悪い方へと解釈してしまうことも。わかる気がしませんか?緊張しているときって、「失敗したらどうしよう」とか「うまくいかないんじゃないか」とか悪い方向にばかり思考が進んでいって、更に緊張する…(笑)
必要のない慢性的な緊張に気づいたら、それを手放してく。それがヨガニードラです。
まずは気づくことから。ヨガニードラの練習

ヨガニードラの練習は、まず気づくことから始めます。気づくとそれを解放する可能性が生まれるじゃないですか。気づきが変化の前提条件ですよね。
と香先生。
ずっと緊張していると考え方もどんどん視野が狭くなっていってしまいます。そうすることで、自分の可能性を抑制することにも。本当はもっとのびのびとラクに生きていけるはずなのに、もったいないですよね。
私たちは、無意識のうちに「がんばること」ができてしまう生き物。慢性的な緊張をゆるめ、少しの時間で深い安らぎをもたらすヨガニードラは日々、頑張っている皆さんの心と体に自由をもたらしてくれます。
幸せを感知できる自分になる

ヨガでは、幸せって今、この瞬間にあるって教えているんですね。過去でもないし、未来でもない、今この瞬間にしかない。でも、それを認識できる自分の心に雲がかかってしまっていたら、それを見ることができないですよね。
緊張をほどいていくと、皆が穏やかになって世界が平和になる。ヨガニードラは本来皆が持っている良い感じのバランスへと自分を近づけていくことを試みるメソッド。
睡眠不足のときや疲れているときに、ヨガニードラを受けると、目覚めたあとすごくすっきりします。香先生が、
ヨガニードラはエネルギーを充電できるメソッドですね
とおっしゃっていたのですが、まさにその通り。終わったあと、本当に生き返る気がします。
この体は神様の住んでいる集合マンション

タントラでは体っていうものを、神聖さ、知性の結晶。神様のいっぱい住んでいる集合マンションみたいなものって考えるんです。今の現代科学をもってしても、髪の毛を創ることはできないですよね。(笑)
ヨガニードラはタントラ瞑想で使う技法を基にしています。タントラでは、体そのものを良いもの、素晴らしいものとして扱います。私たちの体は全て、科学で創り上げることができないほど素晴らしい奇跡。その素晴らしさを、自分の体を通じて知ることができるというのがタントラの考え方。
その素晴らしい体に改めて出逢い直していく。呼吸の気持ちよさ、呼吸の素晴らしさに改めて感動する。それがヨガニードラの練習なのです。
香先生はそう教えてくれました。痛いところや、思い通りにならないことがあると、私たちは自分の体を素晴らしいものとは思えなくなってしまいます。でも、一時的にそんな気持ちになったとしても、そこから救い上げることができる練習、それがヨガニードラ。
ぜひ気になる方は11月ヨガアカデミー大阪へ。オンラインも同時に開催するので、週末に予定の合う方はよかったら、受講してみてくださいね。
ヨガニードラ養成講座
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