股関節周りって、痛みに繋がりやすい場所ですよね。
「股関節周りが痛いです」というお声があるときは、私はすごく注意してヨガを行うようにしています。
Miwa先生のこんなお話から始まった、今回のシニアヨガ解剖学講座。今回は解剖学のテーマとして、「ヨガで出逢う、痛みや悩みを解決」という副題がつけられています。
こんにちは。ヨガジェネレーションのべーです。
ヨガクラスを行っていると、生徒さんから相談を受けること、ありますよね。
「先生、〇〇が痛くて…」
「〇〇に違和感があって…」
そんな声を、解剖学的な視点から見ていこう、というのがこの講座のテーマです。
個性の多い股関節。年齢と共に痛みが出やすい部位

先月は「腰編」ということで、記事を書かせていただきました。
それに対して、今月のテーマは「股関節」。
冒頭でMiwa先生が「ヨガをするときにすごく注意する」とお話しされていましたが、それもそのはず。
股関節は、骨の個性がとても豊かな場所なんです。体の中の骨も、お顔と同じように一人ひとり個性がありますよね。その中でも股関節は、常に体重がかかっている場所。歩いたり、立ったり、座ったり。日常の中で、かなり頻繁に動かしている関節です。
とMiwa先生。
股関節は、他の部位に比べてトラブルが起こりやすく、動かすことで痛みが出る方も多い場所なのだそうです。
軟骨はスケートリンクより滑る!?

大腿骨と寛骨臼によって構成されている股関節。この2つの骨の接地面には、「関節軟骨」と呼ばれる組織が存在します。
関節軟骨は、関節の動きを滑らかにし、衝撃を吸収するという、とても重要な役割を担っています。
これは股関節に限らず、肩や膝など、他の関節も同じです。
そして、骨の端は必ずこの軟骨で覆われているのだそう。
これ、ちょっと有名な言葉があってね。スケートリンクよりもツルツルだって言われているんです。聞いたことあります?
とMiwa先生。
だからこそ、私たちは日常の中で、あれだけスムーズに体を動かすことができているんですね。
股関節頸体角の“個性”

さらに、Miwa先生はこんな話もしてくれました。
大腿骨の骨幹部と、大腿骨頸部そして骨頭の角度は、一般的には125度と言われています。ただ、この角度が深い人もいれば、浅い人もいます。さらに、内側にねじれが入っている人、外側にねじれが入っている人もいる。これらが組み合わさって、一人ひとり個性豊かな股関節が生まれているんです。
このほかにも、股関節の受け皿が浅かったり、深かったりと、形は本当に人それぞれ。
でも、自分の股関節がどんな形をしているのかを知っている人は、ほとんどいません。
ヨガを通して初めて、「あれ?」と違和感に気づく方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、股関節に違和感や不安定さを感じたときは、「動かしたら良くなるかも」ではなく、「一度、病院で診てもらう」という選択肢を提案してもいいのかもしれません。
そこで特に問題がなければ、安心して一緒に体を動かすことができますよね。
今日ご紹介した内容は、講座の中でもほんの一部分。それでも、聞いているだけで「なるほど」と感じるポイントがたくさんありました。
自分の体のことを知るって、やっぱり面白いですね。私自身も、毎日股関節にはお世話になっているので(笑)、改めて自分の体に感謝する時間にもなりました。
次回のテーマは「膝関節」。膝もまた、痛みや悩みの多い部位です。
よかったら、ぜひ一緒に学びましょう。
ヨガで出逢う痛みや悩みを解剖学で解決!シニアヨガ解剖学講座【股関節編】
オンライン&アーカイブ|2月9日(月)10:00-13:00

