医療現場で培われた知識・スキルをヨガ・ピラティス指導に活かす! 講師:金岡恒治医師・本橋恵美
講座の内容

ヨガ・ピラティス指導者のための新資格 SRS(脊柱機能改善士)資格取得講座が、2026年4月~第一期生オンライン開講!
ヨガやピラティスで人の身体を整えてきた。
それでも、腰痛や肩こり、首の痛みを前にしたとき、 「本当にこれでいいのか?」と、立ち止まった経験はありませんか。〝脊柱|せきちゅう〟は、身体の要。 その機能不全から生じる腰痛・肩こり・首の痛みは、 国民のほとんどが一度は経験する、極めて身近で、そして根深い不調です。
SRS(脊柱機能改善士)は、 ヨガ・ピラティス指導者が、感覚や経験則だけに頼らず、 医学的根拠をもとに、運動療法として機能改善へ介入できる力を身につけるための資格講座です。
一般社団法人 日本身体機能研究会 代表理事・早稲田大学スポーツ科学学術院教授の金岡恒治先生と、 ヨガ×医療の架け橋として現場と教育を牽引してきた E.M.I代表・本橋恵美先生をダブル講師に迎え、 ヨガ×医療、ピラティス×医療の未来を本気で切り拓く、オンライン講座がいよいよ始まります。
脊柱のモビリティとスタビリティを読み解き、評価し、適切な負荷で機能を取り戻す。 あなたの指導は、「気持ちいい」から一歩先へ。 「安全で、説明できて、結果が出る」指導へ。 生徒の不安を、確信に変える準備を。 その一歩を、ここから始めてください。
インストラクターにもう一つの肩書を。「脊柱機能改善士」とは?
脊柱機能改善士(Spine Reconditioning Specialist/以下、SRS)とは、腰痛・肩こり・頚部痛に、医療のエビデンスに基づく知識・運動療法で生徒の症状にアプローチできるようになる資格です。単なる「症状」として終わらせず、その奥にある“脊柱機能の低下”に向き合い、運動によって体を再構築していく専門指導資格です。
ヨガ・ピラティスは、呼吸・姿勢・動きを通して身体に深く作用します。本講座では、その指導に医学的エビデンスという「判断軸」を加えることで、「なぜこの動きが必要なのか」「状態に応じて、どんな注意が必要なのか」を説明・リードできる指導士を目指します。
徒手に頼らず、運動によって脊柱の安定性と可動性を取り戻す。それは単なるエクササイズではなく、
痛みを繰り返さない身体をつくるための根本を築くことができます。
超高齢社会において、治療の前段階で身体を守れる人材が、今、強く求められています。SRSは、医療と、運動指導の間に立ち、人生の質を支える指導士になるための資格です。

早稲田大学:金岡恒治教授・スポーツ医学アカデミー主宰:本橋恵美が講師
本講座で学ぶSRSのメソッドは、理論と実践の両軸で学びます。早稲田大学:金岡恒治教授が長年にわたり臨床と研究で積み重ねてきた医学的知見を、理論として分かりやすく学びます。そして、徳島大学医学部非常勤講師でもある本橋恵美が運動指導の現場・研究で培ってきた再現性の高いヨガ・ピラティスの実践法を習得。
医療と運動指導の第一線に立つ講師陣から最先端の知識・実践法を学びませんか?
医療の現場で脊柱疾患と向き合い続けてきた医師と、運動指導の現場で身体を変えてきた研究者・指導者。
その両者の知見を統合することで生まれたプログラムです。
金岡恒治教授のプロフィール
早稲田大学スポーツ科学学術院教授 筑波大学整形外科講師を務めた後に、2007年から早稲田大学でスポーツ医学、運動療法の教育・研究にたずさわる。シドニー、アテネ、北京五輪の水泳チームドクターを務め、ロンドン五輪にはJOC本部ドクターとして帯同した。アスリートの障害予防研究に従事しており、体幹深部筋研究の第一人者。資格・委員等:日本整形外科学会専門医、JSPOスポーツドクター、日本水泳連盟理事・医事委員長、JSPOアスレティックトレーナー部会員、JOC情報医科学専門部会員、Tokyo2020組織委員会アドバイザーほか。著書:「腰痛のプライマリ・ケア」「一生痛まない強い腰をつくる」など多数。近年は、テレビにも多数出演。
本橋恵美プロフィール
障害予防と機能改善を目的としたモーターコントロールトレーニング構築および啓蒙活動を実施。医療従事者を対象に医科学に精通したヨガ・ピラティス指導者資格認定コースを主宰。また整形外科医たちによる「スポーツ医学アカデミー」を主宰。現在徳島大学大学院医学研究科博士後期課程に在学し,脊椎外科の権威西良浩一教授の元,モーターコントロールエクササイズ研究中。徳島大学医学部非常勤講師も務める。

腰痛・肩こり・頚部痛の予防・再発防止。ヨガ・ピラティスを運動療法の視点で再構築する
腰痛・肩こり・頚部痛は、単なる筋力不足や柔軟性の問題ではありません。
多くの場合、脊柱の安定性と可動性のバランスが崩れることで、筋肉や関節に過剰な負担がかかり、症状として現れます。
ヨガやピラティスは、これらの不調の改善や予防に有効なエクササイズです。
しかし、どの動きを、どの順序で、どの強度で行うべきかを誤ると、かえって痛みを助長してしまうこともあります。
本講座では、脊柱の構造・機能・老化の過程を医学的視点から理解した上で、ヨガ・ピラティスを運動療法として安全かつ効果的に活用する方法を学びます。
「なぜその動きが必要なのか」「注意が必要なのはどんな状態か?」を判断できることが、腰痛・肩こり・頚部痛の予防と再発防止につながります。
感覚や経験だけに頼るのではなく、身体機能の評価に基づいて運動を選択できる指導へ。SRSは、ヨガ・ピラティスを“、安心して続けられるコンディショニングとして提供するための考え方です。
ヨガ・ピラティス指導者にこそ、活躍して欲しい!医療従事者向けの講座を、分かりやすく改定
これまで、腰痛や肩こり、脊柱機能に関する専門的な知識は、主に医師や理学療法士などの医療従事者向けに体系化されてきました。
しかし、日常生活や運動の現場で、実際に人の身体と継続的に向き合っているのは、ヨガ・ピラティス指導者の皆さんです。
本講座では、医療従事者向けに構築されてきた理論や考え方を、ヨガ・ピラティス指導の現場で活かせる形に整理し、専門用語に偏ることなく、理解しやすい内容へと再構築しました。
「治療」ではなく、症状が起こる前、そして繰り返さないための“予防と再発防止”の領域で、ヨガ・ピラティス指導者が果たせる役割は非常に大きいと考えています。
身体機能の改善という視点を持つことで、ヨガ・ピラティスは単なるエクササイズではなく、人生の質を支えるための運動へと進化します。
この講座が、医療と運動の架け橋となり、より安心して身体を任せてもらえる指導者への一歩となれば幸いです。
講座プログラム
腰痛運動療法基礎理論 (12時間)講師:金岡恒治教授
この講義は本来は理学療法士や柔道整復師などの医療資格を持っている方向けに行われてきましたが、運動器概論の内容を理解した上で本講義を受講することで医療資格を持たない方も腰痛の発症メカニズムとその予防方法が理解できるように解説します。
腰痛の原因は様々ですが、X線・CT・MRIなどの画像検査によって原因が特定される器質的腰痛(見える腰痛)と、画像に映らない機能的腰痛(見えない腰痛)に分けれられ、本講義では以下の4つに分けて腰痛病態を解説します。
1:機能的腰痛(見えない腰痛):椎間板、椎間関節に負荷が加わることで発症する腰痛について解説します。
2:器質的腰痛(見える腰痛):椎間板・椎間関節に負荷が加わり続けた結果としての椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症や腰椎分離症などの腰椎疾患について解説します。
3:筋筋膜性腰痛:脊柱のアウターマッスルに生じた過活動によって生じる筋肉・筋膜由来の腰痛について解説します。
4:仙腸関節性腰痛:骨盤不安定性によって生じる症候について解説し、その対処方法について解説します
頚部 (3時間)講師:金岡恒治教授
頚椎は重たい頭部を支えて、目を対象物に正確に向かわせる精密な運動を行う機能を持ちつつ、脊髄を保護する重要な役割を持っています。
頭部を支えるための構造としては、頚椎(骨)、椎間板(軟骨)、椎間関節(関節)が担っており(構造的安定機構)、その頚椎のバランスを保ちつつ頭部を保持するためには頚椎周囲の筋肉の協調的な働きによって安定性が保たれています(機能的安定機構)。
もしこの機能的安定機能が低下すると、頚椎の正しい配列(アライメント)は保たれずに、頭が前に出た亀首の姿勢となり、これをX線で撮影すると頚椎弯曲が減少したストレートネックを呈し、さらにはアウターマッスルへの負荷による肩こりや、椎間関節への負荷による頚部痛を引き起こします。
さらに負荷の継続することによって、椎間板は変性し椎間板ヘルニアや膨隆を引き起こし、椎間関節の変形も相まって脊柱管が狭窄してしまうと神経組織が圧迫され頚椎症性神経根症や頚椎症性脊髄症と呼ばれる神経障害が発症し手術加療を必要とすることもあります。
頚椎の機能的安定性を高めることがこれらの病態進行を食い止めるために重要ですので、その正しい機能改善方法を学んで脊柱が生涯健康に保てるよう手助けがえきるようになってください。
コンディショニング科学(1時間)講師:本橋恵美
• コンディショニングの定義と位置づけ
• 脊柱機能とコンディショニング
• 脊柱の構造的特性(可動性と安定性)
• モビリティとスタビリティ
• 脊柱安定化メカニズム
• 運動制御と神経系の関与
• 呼吸機能と体幹制御
• 機能連鎖と全身評価の視点
• 局所評価とグローバル評価
• 痛みとコンディショニング
• 慢性疼痛における運動の役割
• 運動によるコンディショニング手法
• 安全管理とリスクマネジメント
• 負荷設定と進行基準
• 脊柱コンディショニングの臨床・現場応用
実技内容(8時間)講師:本橋恵美
基本エクササイズ
• 頚長筋エクササイズ
• 菱形筋エクササイズ
• 腹横筋エクササイズ
• 脊柱・骨盤の分節運動(アーティキュレーション)
• 脊柱と四肢の協調運動(インテグレーション)
病態別アプローチ
• 伸展型障害(頚椎・腰椎椎間関節障害、腰椎分離症、棘突起インピンジメント)
• 椎間板障害(頚部・腰部)
• 筋筋膜性障害(頚部・腰部)
• 仙腸関節障害
評価・アセスメント実技
• 姿勢評価
• 可動域チェック
• 動作分析
指導実践スキル
• キューイング技術
• 修正方法
• プログレッション設定








